自転車で行く「市川七福神巡り」
七福神巡りは色々な町で行われています。当サイト「中山・下総・散歩道」の地元市川市でも行われています。市川市の北部・中部を利用しての七福神巡りなので、ケッコウ距離もあります。公共交通を使って徒歩でも巡ることはできますが、おそらく一日ですべてを回ることはできないと思います。でも、自転車でしたら・・・。特に順番を考えずに御朱印巡りをされるのでしたら、全長17キロメートル弱ですので、じゅうぶん余裕をもって一日で回ることができます。七つの札所を巡るコースが17キロ弱ですので、1日のサイクリングにはピッタリですね!そこで、このページでは自転車で行く「
市川七福神巡り」をご提案いたします。市川市北部は特に山あり谷ありコースですので、殿堂補助付き自転車での参加をお勧めします。市川七福神を回るサイクリングを楽しむにはおそらく春、桜の季節が一番好いと考え、各札所近くの桜の名所もご紹介します。お楽しみ下さい。
以下は桜の季節を特に選んで作成した「市川七福神巡り」のスライド動画です。ご参考にご覧下さい。
以下が市川七福神巡りの札所寺院です。
自転車で巡る市川七福神の行程
市川七福神の札所 |
走行距離 |
@毘沙門天 国分寺 |
0.00 |
A恵比須天 所願寺 |
2.90 |
B大黒天 本将寺 |
6.16 |
C毘沙門天 淨光寺 |
7.53 |
D福禄寿・寿老人 妙正寺 |
10.65 |
E弁財天 中山奥之院 |
12.66 |
F布袋尊 安養寺 |
16.91 |
訪問順は市川市のホームページに記載されている順番を元にしております。さすがですね!一筆書きで各札所を回ることができます。
さて、
下総国分寺跡、国分山国分寺から始めましょう。
一番札所国分山国分寺には毘沙門天が祀られています。春、桜に彩られた朱色の仁王門はとても美しいです。
さて、仁王門手前から国分寺を出て左に曲がり、国分寺の脇門の少し先の角を右折し道なりに下ると「市川北IC南」信号のある交差点に出ます。
こちらを渡り、国分川で右折し、川沿いの道を進みます。市川昴高校の脇を過ぎ道なりに進むと
真間川に合流します。真間川にて左折し、川沿いに進むと両岸は桜並木です。真間川は市川市で一番の桜の名所です。また川の両岸は昭和学院です。
昭和学院を過ぎるとバス通りに出ます。ここで左折し坂道を上ります。宮久保坂下のバス停の上に恵比寿天をお祀りする
二番札所如意山所願寺があります。
さて、所願寺を後にして、上ってきた坂を下るとすぐに左手に神社につながる石段が目に入ります。
白幡神社です。
崖上の参道に咲く桜は他より少しだけ遅く咲き始めます。白幡神社の石段を過ぎてすぐの角を左折して白幡神社の崖下を進みます。この細道を道なりに進みます。途中で分かり難い辺りに運良く「長寿藤」で知られる
宮久保山高円寺があります。
高円寺を過ぎしばらく進むと二股道に行き当たります。右の道を進んで下さい。左手に下貝塚中学校、そして右手に大野中央病院があります。大野中央病院先の信号を渡り直進、突き当たりを右折し、すぐに左折し、大野小学校に突き当たり左折し、学校に沿って右折、そのまま直進すると大きな池が左手に広がります。
こざと公園です。北と南の2つの池を囲む桜の木々の美しい大きな公園です。
この公園を南北に分かつ道で左折し坂道を上ります。「本將寺」と書かれた案内の通り右折するとすぐに大黒天をお祀りする
三番札所皆原山本將寺が右手に見えてきます。
さて、本將寺を後にして、本將寺の道案内の先に進みます。次の信号を右折し、坂を下るとJR武蔵野線「市川大野駅」に出ます。そのまま駅を通り過ぎて坂を上り本光寺前の信号を右折し少し進むと左手に毘沙門天像をお祀りする
四番札所大野山浄興寺が見えてきます。
幼稚園併設の寺院ですので、左手の柵の中に遊具が見えますのですぐにわかります。さて、浄興寺の門正面の信号を直進すると
万葉植物園があります。万葉植物園内にも桜の花は咲いていますが、門の反対側、武蔵野線沿いの階段沿いにソメイヨシノが植えられています。
さて、浄興寺の門を出て右に進みます。坂を下りきると青い「動植物園」の案内板の立つ通りと交差します。
この標識の矢印の反対、右折し進みます。そして武蔵野線の高架を過ぎると大柏川に合流しますので橋を渡って川沿いの道を進みます。しばらく小川を進み「市川東高校入口」のバス停を過ぎた先の「かいのはなばし」の角で左折すると市川東高校が右手に見えてきます。
市川東高校の校門の正面の暗渠上の遊歩道を進みます。市川東高校周辺も素敵なお花見スポットです。
ため池を過ぎ、野球のグランドを過ぎると通りに出ます。ここで右折し次の信号も右折すると寿老人像と福禄寿像をお祀りする
五番札所桜の霊場妙正寺が右手に現れます。
妙正寺の駐車場を出て左、次の信号を右に曲がり道なりに坂を上って行くと中山競馬場前の交差点に出ます。ここを渡り、競馬場の駐車場内の道を進み「ケヤキ公園」の入り口前で右折すると
オケラ街道となります。
オケラ街道を下ると「中山奥ノ院」の案内板が見えますので、案内の通り左折すると正面左手に弁財天像をお祀りする
六番札所中山奥ノ院が現れます。
奥ノ院に咲く梅はとてもきれいです。2月末から3月初旬にほのかな薫りとともに柔らかい小さな花々が境内を彩ります。河津桜も少しだけ咲いています。
さて、奥ノ院を後にして、元来た道に戻り、奥ノ院の標識を左折して先の坂を下ります。蛇行した坂道を下ると正面右手に
中山法華経寺の
五重塔が目に入ります。中山法華経寺は市川市屈指の桜の名所です。
法華経寺の駐車場より境内に入り参道を抜け
仁王門から進んでも好し、進んできた坂道を道なりに登り、突き当たりを右折して仁王門の前に出ても好いとおもいます。
仁王門の前を下る参道を進み
黒門、京成電鉄「京成中山駅」脇の踏切を過ぎ、国道14号線の交差点で右折します。
そして2つ先の信号を左折し、直進、真間川を渡り、「新川通り」と書かれた青い看板の立つ交差点で左折して下さい。
次の信号で右折し、京葉道路の上に架かる小栗原陸橋を渡り直進します。そして東京メトロ東西線「原木中山駅」からの道と合流点で正面左の道を進みます。そして東西線の高架の下を通り抜けます。
道なりにしばらく走ると正面左手に朱色の本殿が現れます。布袋尊像をお祀りしている
七番札所海岸山安養寺です。
安養寺は
行徳浦安三十三札所巡り12番霊場でもあります。行徳浦安三十三札所巡りは2番札所のみが遠く外れていますが、他は各札所が若干大袈裟ではありますが隣り合っているので、徒歩でじゅうぶん楽しめます。もっとも、数が多いので3日程の旅程で検討されることをお勧めします。
「自転車で行く市川七福神巡り」の旅もそろそろ終わりとなります。安養寺に来るときに通り抜けた東西線の高架に沿って進めば東京メトロ東西線「原木中山駅」となります。また、体力と時間の有り余っている方は、一所七福神巡りのできる行徳寺町に建つ八番札所正国山妙応寺まで行かれてはいかがでしょうか?
安養寺の駐車場を出て左折し道なりに進むと、細道を抜けた咲きに外環道に合流します。
歩道橋や新語を渡って江戸川土手上の道を進んでも好し、外環道沿いに進んで「田尻北信号」で左折して外環道を越えて新行徳橋を渡れますので、その日の気分でお選び下さい。行徳橋上からの風景はなかなか壮観です。晴れた日には右手前方に富士山も見えます。
新行徳橋南詰を過ぎ、3つ目の信号を右折し寺町に入ります。
次の信号の右手手前が行徳浦安三十三札所巡り1番霊場の
徳願寺、先が八番札所の妙応寺、左手手前が北向き祖師象で知られる
常運寺、先が行徳浦安三十三札所巡り3番霊場の
長松禅寺です。
尚、3つ目の信号を左折すると東京メトロ東西線「妙典駅」です。
皆様の自転車での旅のお役に立ちましたでしょうか?
ご覧頂いた皆様、お楽しみ頂きありがとうございます。
※ なお、このコースは管理人である私個人が自転車でこれら「自転車で行く市川七福神巡り」に行く際に使うだろう道のりを書いてみたものです。また、参考にして頂いた皆様が安全にサイクリングを楽しめるようにと考え若干遠回りになっている点もあります。注意点としまして、私が左折・右折といった言葉を誤って記入していることもあると考えますので、地図なども参考にして頂ければ幸いです。
自転車で巡る「市川七福神巡り」の地図
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