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国府神社|日本武尊の東征神話ゆかりの古社

国府神社国府神社の扁額 国府神社境内国府神社本殿
国府神社は、市川市と松戸市を結ぶバス通り脇の丘の上ににひっそりと鎮座する日本武尊をお祀りする小さな古社です。日本武尊の東征の際に、下総と武蔵国の間に横たわる当時太日川と呼ばれた江戸川から荒川までの間に広がる広大な湿地帯を渡河する地点をコウノトリに教わったことのご褒美に、尊がこの地を鴻之台と名付けたというお話も伝わっています。江戸名所図会には鴻の台と記されれています。また、国府の置かれた台地との説もあります。
国府神社は、日本武尊伝説と地域の歴史を今に伝える小さな神社です。

国府神社

国府神社

永保7年2月8日(1087)創建の古社である。大鳥大神とも称される神社で、日本武尊(やまとたけるのみこと)の東国平定の際、今の江戸川の市川側の台地から武蔵国側に、大河を渡河する場所が見つからずにいると、どこからともなく一羽のコウノトリが飛来し渡河地点を指示し、無事に渡河できたことより、その地を鴻の台と名づけ、神社は、日本武尊を御祭神として祀られている。後年陸軍兵営設置のため社は現在地に遷座され、今の社殿は、県道拡幅のため昭和43年に造営されたものである。
御祭神:日本武尊(やまとたけるのみこと)
住 所:市川4−4−18

国府神社参道脇案内板より

国府神社

伝えによると、景行天皇の皇子、日本武尊が東征のおり、下総の賊を平定してこの台地に陣を張りました。そして武蔵国に向かおうとしたのですが、下総と武蔵の台地の間には、たくさんの河川がデルタを形成していたため、舟を使わず浅瀬を渡ることはできないものかと思案しました。
こおとき一羽のコウノトリが現れ、尊の前にかしこまって「私が浅瀬をお教えいたしましょう。どうぞ私について来てください。」と申しました。尊は大軍を率いてコウノトリの後に続き、難なく武蔵国の台地に着くことができました。
尊はコウノトリの功績をほめて、下総の台地をコウノトリに授けることにしました。このことから、この台地がコウノトリに与えた台地、即ち「鴻之台」と呼ばれるようになったと言います。(本来は下総国府の置かれた台地であるところ国府台の名称が起ったものです。)
本神社はこの伝承に基づいて、御祭神を日本武尊、そして「コウノトリの嘴」を御神体として、寛治元年(1087)2月8日の創建と伝えています。一時は「鳳凰大明神」と呼ばれたこともありましたが、下総国府を建てられた神社であるところから、国府神社と称されるようになりました。境内に稲荷神社、天満神社が祀られています。

平成4年3月
市川市教育委員会

国府神社鳥居裏案内板より


引用、抜粋並びに参考
国府神社参道脇案内板
国府神社鳥居裏案内板
市川市ホームページ

国府神社の交通案内と所在地

国府神社の最寄り駅と住所

  • 京成本線「国府台駅」徒歩6分、JR総武線「市川駅」徒歩20分
  • 千葉県市川市市川4−4−18
国府神社と江戸川の地図

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江戸川沿岸の散歩道の案内図のPDF

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国府神社

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市川関所跡

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今井の渡し跡 江戸川区

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瀧亀山清泰院浄興寺

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江戸川に咲く桜の花

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