里見八犬伝と戦国里見氏ゆかりの散歩道
江戸時代の人気読本滝沢馬琴の
「南総里見八犬伝」の舞台の一部として行徳や市川周辺が描かれています。また、戦国時代関東の覇権を争った大戦、国府台の合戦がモチーフになっているので、国府台周辺の市川や行徳が舞台となったのでしょう。もちろん読本ですから、フィクションの部分もあるようですが、今も里見八犬伝ゆかりの地は残っています。
そしてまた、国府台や中山の地にも国府台の合戦の跡が残っています。里見公園内には第二次国府台の合戦で散った里見氏将士を弔う石碑群や夜泣き石が置かれ、中山には里見氏の将里見広次を祀る神社もあります。また、真間山弘法寺には、里見八犬伝のヒロイン伏姫にちなんだ枝垂桜「伏姫桜」と里見氏の姫をお祀りする里見竜神堂があります。
このページでは、滝沢馬琴の
里見八犬伝と戦国里見氏ゆかりの名所をご案内いたします。国府台の合戦の歴史と江戸の文化を学べる素敵な散歩道です。
里見八犬伝と戦国里見氏ゆかりの観光名所
国府台の合戦の主戦場ともいえる城址公園。
第二次国府台の合戦で散った里見氏将士を弔う石碑群。
里見広次の娘の悲しみを伝える石。
第二次国府台合戦の初戦の戦場跡。
第二次国府台合戦の戦場。また、里見公園にある夜泣き石は元々この池のほとりにあったとそうです。
里見氏の姫を祀りする里見竜神堂と里見八犬伝に姫にちなんだ しだれ桜「伏姫桜」のある古刹。
犬田小文吾と 山林房八が相撲をとった八幡様でしょうか?この他、行徳に2つほど八幡様があります。
里見八犬伝で描かれた行徳の地。犬田小文吾の旅籠古那屋は行徳街道にあったと伝えれれています。
里見氏の武将正木時総を葬ったと伝えれれている神社。
第二次国府台合戦の初戦で散った少年武将里見広次を祀る神社。
犬江親兵衛の父親山林房八は市川の舟主ということ。関所近くに住んでいたのではないでしょうか。
現在の市川駅に聳え立つ高層ビル。里見八犬伝の舞台を展望台から眺められます。