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中山・下総・散歩道

葛飾神社と勝間田公園は古の歴史を今に伝える

船橋市西船の葛飾神社船橋市西船の勝間田公園
葛飾神社勝間田公園は、葛飾の歴史を今に伝えるスポット。国道14号線または千葉街道沿いにある、ごく普通の公園と小さな神社。でも、実は、江戸時代にはとても有名な観光スポットとして、当時のガイドブック「葛飾誌略」や「江戸名所図会」に紹介されています。また、葛飾神社は、「葛飾明神社」の名称で下総式社考にも紹介された由緒ある神社です。 勝間田公園は万葉集に詠われた勝間田の池を埋めた後に造られた公園です。昔の葛飾の様子を思い浮かべて時を過ごせる素敵な散歩道です。

葛飾神社

西船の葛飾神社鳥居西船の葛飾神社参道 葛飾神社のクロマツ船橋市指定文化財クロマツ

葛飾神社


一郡総社 葛飾神社
祭神
瓊々杵尊
彦火々出見尊
熊野大神

由緒
風光明媚景勝の地、勝間田の池(現 勝間田公園)のほとり丘の上の、熊野権現社の此の地に、大正5年1月13日 一郡総社葛飾大明神を千葉県東葛飾郡葛飾村本郷141番地(現 船橋市文化財 西船6丁目葛羅の井戸)(昔、葛飾大明神御手洗の井戸)の祠し村社葛飾神社と改称し現在に至る。
里人悉く慕い敬い奉る。

例大祭
10月14日
10月15日

宮司
昭和60年10月吉日
奉納 葛飾神社奉賛会第一班

葛飾神社鳥居前案内板より

市指定文化財(記念物・天然記念物)葛飾神社のクロマツ

平成24(2012)年3月30日指定
所有者 葛飾神社
正面の神社本殿を囲む玉垣の中に聳え立つこのクロマツは、幹が二股に分かれて社殿を覆うように枝が笠状に伸長しており、南側から眺める姿は、社殿と一体化しているような美しい景色を成しています。クロマツの樹高は13m、幹回り3.42m、葉張り16.5mで、市内では最も太いクロマツです(平成23年3月計測値)。クロマツはマツ科マツ族の常緑針葉高木で、本州、四国、九州に分布し、オマツとも呼ばれています。
葛飾神社は元の勝間田の池(現在の勝間田公園)の西高台にあります。この池は、万葉集などに詠まれた大和国西の京、唐招提寺と薬師寺の近くにあったという勝間田の池になぞらえられ、その名は寛延2(1749)年刊行の『葛飾記』などに登場して、下総の歌名所の一つとして数えられるようになっていました。(※)
勝間田の池は天保7(1836)年刊行の『江戸名所図会』(長谷川雪旦画)の挿絵に描かれており、池の脇には熊野宮(熊野神社;現の葛飾神社地)が描かれ、そこに松林を見ることができます。葛飾神社はかつて葛羅の井の西の地にありましたが、大正3(1914)年に熊野神社へ合祀されることになり、同5(1916)年にこの地へ移され、村社葛飾神社と改称し現在に至っています。
このようなことからも、葛飾神社のクロマツは江戸時代から今日に至るまで、人々に親しまれてきたことがうかがわれます。
※勝間田の池は昭和40年代に埋め立てられて、公園にかわりました。
船橋市教育委員会

葛飾神社社殿脇案内板より


引用、抜粋並び参考文献
葛飾神社鳥居前案内板
葛飾神社社殿脇案内板
房総叢書 : 紀元二千六百年記念. 第1卷下総式社考
房総叢書 : 紀元二千六百年記念. 第6卷葛飾誌略
江戸名所図会6 ちくま学芸文庫

勝間田公園

西船の勝間田公園入口勝間田の池跡勝間田公園 西船の勝間田公園歌碑1西船の勝間田公園歌碑2

勝間田公園

勝間田公園は万葉から詠われる勝間田の池を埋め立ててつくられた公園。西隣に建つ葛飾神社内クロマツの案内板によると、奈良県にある唐招提寺と薬師寺の近くにあったとされる勝間田の池になぞらえてつけられたのだそうです。葛飾誌略には、「この池は下総の名所にも出でて古き所也。…中略…万葉集のかつまたの歌は、下総国のかつまたに非ずともいへり。」ともあります。江戸名所図会には、「八雲御抄」・「範兼卿五代集」・「類字名所和歌集」等は下総の勝間田の池をさしていると記しています。また、同書によると、下総の他には美作(岡山県北部)にも勝間田の池はあるそうです。
多くの歌に詠まれた勝間田の池、現在は子供達の遊ぶ遊具のある公園になりましたが、園内に2つ歌碑が建てられています。

尚、以下に勝間田の池を詠った和歌です。

万葉集 新田部親王
かつまたの池は我しる蓮なししかいふ君がひげ無きがごと
千載集 二条太皇太后宮肥後
池もふり堤崩れて水もなしうべかつまたに鳥もゐざらん
後拾遺和歌集 藤原範永
鳥もゐて幾世経ぬらん勝間田の池にはいひんの跡だにもなし
新拾遺和歌集 寂然
かつまたの池の心はむなしくて氷も水も名のみなりけり
夫木和歌抄 源顕仲
かつまたの池も緑にみゆるかな岸の柳の色に任せて
夫木和歌抄 冷泉為相
尋ね来てかつみるままに勝間田の花の陰こそ立ちうかりけれ
夫木和歌抄 丹後掾曽禰好忠
尋ね来てかつみるままに勝間田の花の陰こそ立ちうかりけれ
六家集「拾玉集」 慈鎮(慈円)
かつまたの池にはいかに杜若水なしとてやにほはざるらん
勝間田の池に浮寝の床絶えてよそにぞすぐる鴨の群鳥
六家集「壬二集」 従二位藤原家隆
下はよも氷もあらじ降りつもる雪のみ深きかつまたの池
六家集「山家集」 西行法師
水なしと聞きてふりにしかつまたの池あらたまる五月雨の頃
新撰六帖題和歌 藤原知家
かつまたのいけには何ぞつれなしの草のさてしもおひにける身よ


引用、抜粋並び参考文献
葛飾神社鳥居前案内板
葛飾神社社殿脇案内板
房総叢書 : 紀元二千六百年記念. 第1卷下総式社考
房総叢書 : 紀元二千六百年記念. 第6卷葛飾誌略
江戸名所図会6 ちくま学芸文庫
大辞林

葛飾神社と勝間田公園への交通案内と所在地

葛飾神社と勝間田公園までのアクセスと住所

  • JR総武線「西船橋駅」徒歩5分。京成本線「京成西船駅」徒歩4分
  • 千葉県船橋市西船5−3−8(葛飾神社)
  • 千葉県船橋市西船5−2(勝間田公園)

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